「パチスロアプリ盛況の裏にみるパチスロの緩やかな死」なんてホント?

(2014/09/15)

パチスロアプリに関するあるはてなブログエントリ


世間様は休日の夜、あー明日も仕事だと思いながら休憩がてら、つらつらとはてなブログの人気エントリを眺めていると、あまり見ないパチスロアプリ系のエントリ、それもはてブが100個以上。

気になって、読んでみました。

>>パチスロアプリ盛況の裏にみるパチスロの緩やかな死

「パチンカスはやはりクソ」といった蔑視表現を抵抗なく使っておられましたので、感想を率直に述べると「くそエントリ」でした。

まー、内容が薄い、薄い。

はてなブログエントリへのつっこみ


骨子としては、「最近のパチスロは出玉が少なくおもしろくない。クソゲーだ。
パチンカスは金銭感覚がおかしいので、パチスロアプリがよく売れる。
開発費の回収にアプリの早期リリースをするのは店に対する裏切りと自殺行為。」
といった内容。

突っ込みどころは山ほどあるのですが、まず、エントリ全体が聞きかじった印象論のつぎはぎ。以下、ピックアップ。

押忍!サラリーマン番長はクソゲー。
⇒理由は説明せず。

パチスロのクソゲー化
⇒昔の比べて出玉が少ないので、クソゲーとのこと。なんで、出玉が少なかったクソゲーなの?ジャグラーはクソゲー?

何故パチンカスはアプリを買うのか?
⇒ホールで使う金額と比べると安いというのは正しい。ホールで勝てないからも正しい。ただ、そんな偉そうに言うことか?

勝てないパチスロ
⇒最近のパチスロは勝てないとのこと。しかしながら、別に今に限らず、昔から勝てません。胴元のいるギャンブルとはそういうもの。宝くじ、競馬、競輪、etc...客が絶対勝てないシステムですね。昔に比べて、最近は客が勝てないので、競技人口が減ると言う論旨になっていますが、そんな適当なことをよくしれっと言えますね。昔から勝てませんよ。「昔なら2000分の1の確率を引き爆裂させるのが今や16000分の1引いてやっとスタートラインだ」という記述がありますが、昔のほうが通常時のコイン持ちは悪かったですよね。2000分の1を引くまでに吸い込まれるコイン数に関しては記述がないようですが。。。

「先週、パチスロ出玉規制のニュースもあり、パチスロ業界を巡る行く先は決して明るいものではない。さらに人口は減るだろう。メーカーもアメリカのスロットメーカーIGTとかは日本から撤退したり、と昔に比べるともう相当キツイ事態になっている」
⇒9月に報じられた規制強化について触れているが、これもどうなるかわからない。IGTが撤退したからって、それが衰退の代表的事例なのだろうか。。。(ん、なわけない。)

規制強化については、遊戯日本の以下エントリが参考になります。

>>パチスロ、規制強化の詳細判明①
>>パチスロ、規制強化の詳細判明②
>>出玉制御は全てメイン基板に

「そこで少しでも開発費を回収しようとアプリの早期リリースをする。それが結果機種の寿命が短くなるというタコ自分の足を食べるような状況になっている。」
⇒ただの憶測。アプリの早期リリースが、業界の衰退に起因する開発費の回収を目的としているのが事実ならば、そのソースを提示してもらいたい。普通に考えると自社コンテンツを多チャネルへ展開する際の単なる営業戦略に思えますが。

「一週間でアプリ配信というのは機種を導入する店に対する裏切り行為と個人的には思っている」
⇒そこまで、アプリが店の稼動に影響しているのでしょうか。分析資料を独自に入手されているのであれば、その旨の記述がほしいですね。(たぶん、持ってないでしょうが。)

パチスロを知らない人は、こんなエントリを読んで、ふむふむなるほどと思ってしまうんでしょうかね?

ギャンブルなんて、客はしょせん負けるもの。それをわかって一喜一憂するのが粋ってものです。

さあ、押忍!サラリーマン番長をアプリで楽しんで、ホールへ行こう!(笑)

>>パチスロ 押忍!サラリーマン番長 パチスロアプリ詳細




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